徒然草紙~神社とか小説とか~

神社仏閣巡り・小説・歴史考察・石談義など、ごった煮ブログです。ちょっとトンデル時もあります(笑)。

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お忌み荒れ荒れ神在祭

 11月20~22日の間、出雲に旅行に行ってました。
 この期間(今年は11月19~26日まで)は、出雲は神在祭の真っ最中で、どこも人が多かったです。

 とりあえず、松江で高速バスを降りたわたし(とおかん)は、昼食を採ったあと熊野大社へ。
 
 熊野大社は現在は直接神在祭と関係ありませんが、昔は神在祭が行われていた神社です。
 出雲大社と並ぶ出雲国一の宮で、出雲大社と関係の深い神社だったりします。


熊野大社
熊野大社 by (C)長谷川彰子
(画像リンクからフォト蔵の「熊野大社」のページに飛べます)


 今年は偶然なのか何なのか、神在祭と新嘗祭が重なった年でした。
 出雲大社の「古伝新嘗祭」の前に熊野大社で行われるお祭りに「鑚火祭(亀太夫神事)」というのがあり、一風変わったものだったりします。
 「古伝新嘗祭」で使われる火鑚臼と火鑚杵を熊野大社が有しており、これを借りるために出雲国造が平べったいお餅を持参します。
 そのとき、熊野大社の神職である「亀太夫」が「今年の餅は形が悪い」だとか色々難癖をつけて火鑚具を貸すのを渋ります。
 困り果てた国造に亀太夫が「おまえらはこんな易しいことも答えられんのか、だらしない奴め!」と言い、

「この土地は出雲人のものである。おまえたちよそ者は出雲の神のお陰で借り住いできるのだ。その恩恵を決して忘れるな」

 と最後に言い渡します(「謎の出雲帝国 吉田大洋著」より)。


 吉田大洋氏の著作によると、熊野大社の主祭神である神祖熊野櫛御気野命はスサノオ命ではなく、クナトの大神(国常立神)だという話です。紀州熊野の熊野三山も国常立神の影がちらほらしているので、ありえるかも、と思っています。

 熊野大社を参拝したあと常宿である「佳翠苑皆美」さんに行きましたが、やはり神在祭期間だけあって、団体さんが多かったです(^_^;)。


 二日目は玉造温泉から直行バスに乗って出雲大社へ。
 出雲にはよく行かせてもらっているので、今回ご祈祷を受けました。
 ご祈祷を受けると八足門を越えてお庭踏みさせてもらうこともできますし、最近精神面でいろいろきついことがあったので、神様に甘えよう、と思ったのも理由でした。
 ついでに、来年から出雲大社は式年遷宮が始まり、出雲大社の本殿をフルで見られる機会が無くなる、というのもありました。
 ……まぁ、それと八百万の神様が大社に集まっておられるので、そのときにご祈祷してもらうのもいいかも~~と思ったのもあります。

 流石に神在祭期間だけあって、ご祈祷を受けられる方が沢山いらっしゃいました。
 ご祈祷を受け、神職さんに本殿へと案内され八足門を潜ります。
 身近に本殿を感じられて、とても幸せでした(*^o^*)。
 ただし、神在祭の期間中は八足門の奥の回廊に竜蛇さま(出雲神族は「竜蛇さま」といわず「竜神さま」というらしい……)の御神輿が安置されているので、実は無料で八足門の向こうまで行くことができます。
 当然わたしも竜蛇さまの御神輿にお参りに行き、神在祭限定の御守を戴きました。
 ……ただ、「竜神よ、我に来たれ!(吉田大洋著)」にあったのですが、最近は稲佐の浜に竜蛇さまがあがられることがない、とあったのが気がかりな話です。
 御神輿に安置してあった竜蛇さまも作り物ぽかったですし(「竜神よ、我に来たれ!」には剥製とありました。汗)


本殿
本殿 posted by (C)長谷川彰子

 
 神在祭の時期は季節風がガンガン押し寄せてきて、そのため竜蛇さまが浜からあがるらしいですが、この日も雨あられみぞれが降ったうえにぴかぴか晴れるなど、わけのわからない天気でした(笑)。

 出雲大社参拝のあとに「古代出雲歴史博物館」に行きました。
 個人的には、出雲から出土した青銅器類がすごかったです。

 そのあとJRに乗って玉造温泉駅で下車し、「いずもまがたまの里伝承館」に行きました。
 まぁ、なんというか、前のよりちょっと大きめの出雲青石の勾玉とおかんの携帯ストラップを購入しました。


 三日目はもうひとつの神在祭のお社・佐太神社へ。
 ここは二度目でして、一度目参拝したあとに体調が激変して病院に直行したという苦い思い出がある場所です(まー別になんともなかったんですが。大笑)
 一度目に行ったときはがらんとして寂しげな印象でしたが、流石の神在祭だけあって、露店がいっぱいあるわ、本殿前に八百万の神様の仮宿舎があるなど、ちょっと違うにぎやかな雰囲気でした。


佐太神社
佐太神社 by (C)長谷川彰子
(画像リンクからフォト蔵の「佐太神社」のページに飛べます)


 このときも大荒れのお忌み荒れで、雨あられみぞれの嵐でした(わたしらが行ったときが一番激しかった。笑)。


 
 午後は神魂神社に行こうかな……と思っていましたが、丁度バスの接続がよかったので美保神社に行くことにしました(笑)。
 長い時間バスに揺られて島根半島の最東端へ。
 丁度お昼時を過ぎた頃でしたが、前はやっていなかった食堂が開いていたので、おさしみ定食をいただきました。
 もう、茹でたかにの足とイカなどの刺身が、美味すぎてうまっ! て感じでした。
 またお刺身の醤油も美味しかったので、青石畳通りにある「太鼓醤油」さんで「みほ太鼓」という醤油を買って帰りました。

 お腹が膨れたので、美保神社へ。
 佐太神社での荒れ模様が嘘のように快晴になっており、大山も結構綺麗に見えていました。 


美保神社
美保神社 by (C)長谷川彰子
(画像リンクからフォト蔵の「美保神社」のページに飛べます)


 前に参拝したときに五円玉の御守をいただいていたので、更新しようかと思っていたのですが、何故か見当たらず。前持っていたものを再度お持ち帰りしました。
 個人的に、わたしは出雲のお社では熊野大社と美保神社、出雲大社が好きなんですが、やはりここの気はいいです。大好きです、はい。


 美保神社の参拝が終わった後、バスに乗って松江に帰り、京都行きの高速バスに乗って家に帰りました。



 いや、でも神在祭のときの出雲って、雰囲気がほんとに違いますね。活気があります。
 前は先代お猫さまの喪中だったのでちゃんと参拝が出来ませんでしたが、今回はいっぱいいっぱい神様の空気に浸ってきました。

 でも……オフシーズンに行く方が人が少なくて、いいかも(爆。わたしにゃ神迎祭は無理だな)
 


 
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