徒然草紙~神社とか小説とか~

神社仏閣巡り・小説・歴史考察・石談義など、ごった煮ブログです。ちょっとトンデル時もあります(笑)。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

竜神よ、我に来たれ!―幸福を呼ぶ守護神の祭り方(吉田大洋・徳間ブックス)






こちらも、絶版本で非常に手に入りにくいです。


出雲系に祀られた竜神信仰と、神在月に出雲の浜に上がる竜蛇様に関して、詳しく書かれてあります。


出雲神族しか知らない内情など、なかには容易く覗き見ることが出来ない裏事情なども書かれています。


現在ある神社の裏信仰や隠された祭神、各氏族の口伝による内々に伝えられた神々の事情など、目新しい記事が多いです。





(例)


「出雲神族は稲佐浜に揚がる竜蛇さまを、海神さまの御使いとして尊ぶ。


 竜蛇さまを竜蛇神とはいわず、竜神さまという。


 人間に害を為す蛇はクチナワとして区別し、蝮などは捕らえ、どんどん殺す。それ専属のタジヒべ(蝮部)という下級職人もいた(出雲神族の一員である火明命は蝮部の祖)」


「全国の熊野神はクナトノ大神」


「塩釜神社の祭神は長髄彦」



「諏訪の守屋氏は建御名方神の子孫。寒川神社の祭神は建御名方神である」



「丹後元伊勢籠神社と出雲大神宮の裏祭神は出雲の大神」


「大元教など新興宗教のお筆先に現れた出雲の竜神」





「幸運を呼ぶ守護神の祭り方」と副題にあり、確かにそういう記事もありますが、大部分が歴史的な内容で、占いや御利益本として読むと肩透かしを食らいます。


が、ここでしか読めないディープな記事が多いので、眉唾ではありますが、「記紀に意義あり!」という古代史ファンの人ほど、読んでほしい本です。
















いや、なんというか、出雲大社の裏側を暴いた本、という見方もありです、この本。


南北朝時代の千家・北島国造家分裂の事情など、興味深いというか、人間の業を感じさせます。


千家と北島家の祖は兄弟だったけれど、その祖父と父母は弟に国造家を継がせる、と考えていました(何故なら、兄は障害者の上に出雲国造家ではタブーの死穢に触れたから)。


が、兄はごり押しに国造家を相続し、二家分裂という事態になったとあります。


あと、現在では出雲神族が出雲大社をお祀りしないため、稲佐浜に竜蛇さんが揚がらないというのは、本当でしょうか……。


とにかく、興味深い記事が多すぎます(^_^)。




スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

*Trackback

トラックバックURL
http://ashera.blog105.fc2.com/tb.php/62-4d968c2a

右サイドメニュー

BlogPet

ブログ内検索

ぶろぐにゃんこ

マウスでクリックしたり、ドラッグして顎の下を撫でて上げて下さい。ごろごろ鳴きますvv。

クリック募金

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。