徒然草紙~神社とか小説とか~

神社仏閣巡り・小説・歴史考察・石談義など、ごった煮ブログです。ちょっとトンデル時もあります(笑)。

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大国主命の天青石

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 これが、島根県出雲市大社町鵜峠鉱山から採取される天青石です。


 以前、ブログで書いていた「大国主命の天青石」ですね。


 手に入るかどうか解りませんでしたが、色んな流れでとうとう我が家に来ました。


 色んな流れというか……去年、吉田大洋氏の著作を知ってから一年で、氏の本の重要な三冊が手に入ったこと、


 それも三冊目の「竜神よ、我に来たれ!」は先々月の出雲旅行の二日目にオークションで手に入れることができなかったけれど、旅行から帰ってきて一日後に別ルートで、もっと手ごろな値段で入手出来たこと、


 「大国主命の室屋」の詳細を綴った本、「私の大国主――古代出雲・国ゆずりの、知られざる残酷物語(平野泰敏著)」を楽天フリマで手に入れたことです。


 止めは、鵜峠鉱山の天青石ですね。


 出雲のしげちゃんさんとコメントでお話させていただいていた時、ヤフオクをチラッと見ましたが、そのときは出品されていませんでした。


 それが、とんとん拍子で手に入ってしまいました(もう一方、入札されていらっしゃった方がおられましたが、ごめんなさいということで。^_^;)。


 まぁ、でも、まるで大国主命や出雲の神様にいいように乗せられたような感じがしなくもない、というか……(とくに「竜神よ、我に来たれ!」。そんなんありですか、と言いたくなるよ……。)





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 上の写真が「私の大国主」です。


 この方や「出雲国風土記 フシギ発見の旅ガイドブック(ザ・出雲研究会編)」が記されている「大国主命の室屋(むろや)」は大社町鷺浦水垂港という場所にあって、近くに「柏島」と「鶴島」があります。




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 この辺りの人達の言い伝えでは、「行った者は死ぬ」とあり、また「出雲国風土記」の「黄泉の穴」の伝説では、「夜、この洞穴を夢で見たものは死亡する」とあります。


 従来は出雲市の隣にある平田市の「稲目洞窟」が「黄泉の穴」だといわれていました。発掘により、ここからは古代人の人骨が出てきました。


 が、出雲の郷土史家・梶谷実氏が「『出雲国風土記』の記述の順序では、『稲目洞窟』が黄泉の穴ではおかしい」と提言され、地元の伝承等により鷺浦水垂にある大洞窟を「新・黄泉の穴」と見做されました。


 吉田大洋氏(「私の大国主」に、既に亡くなられているとありました)が大国主命が幽閉死した岩屋を訪れようとしたとき、案内を頼まれたタクシーの運転手が「とんでもない、近づいたら死ぬといわれています。行ったことのある者はいません」と拒絶されたとか。


 天孫族が出雲の土地を欲して攻めてきた時、大国主命は二人の息子・事代主命と建御名方命にどうすればよいかと尋ねます。


 事代主命が船に乗って釣をしているときに大国主命の使者(もしくは、天孫族の兵だったかもしれません)がやってきますが、彼は「わたしは許しがたく思いますが、従ったほうがよいでしょう」と進言し、天逆手(拍手を逆向けに行った。故に、歓迎や賛同などではなく呪詛の意味がある)を打ち船を引っ繰り返して入水します。「私の大国主」では天孫族の兵によって船に火を点けられ、追い詰められた事代主命は無残で不恰好な死に様を晒すならば、と呪詛を残して自殺したとあります。


 建御名方命は抵抗・戦闘の意を表しますが、天孫族との戦いに敗れ諏訪に逃走、そこに第二出雲王朝を開いたといいます。


 二人の息子の有様を見た大国主命は出雲を手放すことを決めます。


 が、残虐な天孫族は大国主命や彼の側近・妻妾を鵜鷺峠(鵜峠と鷺浦の一帯を鵜鷺峠といいます)の洞窟に幽閉し、拷問を繰り返した挙句餓死させます。


 邪魔者を排除した天孫族は彼らの祟りを怖れたのか、鵜鷺地区の入り口にあたる場所に彼らを慰霊する祭祀場(今の出雲大社)を造営したといいます。


 「近づいたら死ぬ。夢に見た者は死ぬ」という何とも怖ろしい岩屋は、凄惨な殺され方をされた大国主命や彼らの近従者の怨念によるものかもしれません。


 「私の大国主」の著者である平野泰敏氏は、「大国主命の室屋」に慰霊のため詣でられました。


 が、わたしはそこまでする勇気はありません。むちゃくちゃ怖がりですし(^_^;)。わたしにとっては探求も大事ですが、まず小説に書くことが一番だったりしますし(でもそれだからこそ、おまえも室屋にお参りに行けよ、という話だけれど。汗)。





 ちなみに、鵜峠鉱山の天青石は鉱山の入り口の河原にまだごろごろ転がっているとネットサ-フィンして見かけましたので、まだ機会はありますよ~~。


 欲しい方はヤフオクを狙うか、島根までGO! です♪。




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*Comment

 

小説お願いします。ところで、出雲一帯は、グリーンタフといわれる黒鉱地帯でどうもいろんな鉱物が採れるようです。銀、銅、モリブデン、石灰などです。冷え方によってまだまだいろんな変型鉱物があるのでしょうね。ただ、変な伝承もあります。日御碕海岸の石を持って帰ると不幸になるとか、岩を削るとロクな事が無いとか、珍しい石は元の場所に帰りたがっているとか・・・。誰かが独り占めしたかったのでしょうね。梶谷実氏は実に独創的な人です。元気だろうか・・・。
  • posted by shigechanizumo 
  • URL 
  • 2006.10/21 16:03分 
  • [Edit]

 

こんにちは、しげちゃんさん♪。あわゎ、小説まだ書けてません(汗)。もうちょっと風邪がよくなってから「散桜色」をぼちぼち書こうかと。しばらくお待ちください~~(^_^;)。

>祟る石・帰りたがる石
ハワイの火山の石の話とよく似ていますね。
「大国主命の天青石」で以前思いついたのが、彼らの魂が籠もった石だったりして~~というものだったりします。あとから大国主命幽閉死の事実が解り、魂が籠もるというより、怨念が籠もっていたりして……とちょっと怖く思いもしました。が、勢いで落札してしまって……(汗)。
まぁ、ご縁があったから来たんだよなぁ! といいようにかんがえています。
貴重な石なら、誰かが変な噂を流して独占しようとしたんでしょうね。
  • posted by 長谷川彰子 
  • URL 
  • 2006.10/21 16:18分 
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  • posted by  
  •  
  • 2014.02/09 01:45分 
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